作品紹介
あらすじ
「昔の仲間の顔を忘れたか、ビル」。船長は息を呑んで言った。「黒犬!」。指の欠けた手を上げて、黒犬は笑う。「ベンボウ提督亭まで、旧友に会いに来たのさ」。二人はラムを前に、朝飯の卓を挟んで座った。黒犬は扉のそばに、横向きに。片目は船長、片目は逃げ道に置いていた。