作品紹介
あらすじ
「そこに座ってろ、ビル」。盲人は船長に左手を出させ、杖を持った手から何かを渡した。そして「これで済んだ」と言うなり、外へ飛び出していった。おれは立ちすくんだまま、杖の音が遠ざかっていくのを聞いていた。