作品紹介
あらすじ
古い外套をめくると、いちばん底に二つあった。書類らしい油布の包みと、触れると鳴る金貨の袋だ。「私は自分の分だけもらう。一銭も多くは取らない」。母は数えはじめたが、いろんな国の硬貨が混ざっていて、なかなか進まなかった